弊社創立30年を迎えるにあたり、ひと言ご挨拶を申し上げます。
本日此処に創業30年を迎えることが出来ましたことは、偏にお客様をはじめ皆々様の暖かいご支援ご協力のお陰と社員一同深く深く感謝いたしておる次第でございます。

顧みますと、当社創業は電々開放の昭和六十年四月一日。
日本電信電話公社が民営化により、日本電信電話株式会社（NTT）が誕生した同日に、弊社も時代に先駆け、情報通信産業の一翼を担うべく、情報通信事業（IT事業）に着手。今日まで全社員一丸となって不撓不屈の精神で頑張って参りました。
結果、まだまだ志は半ばにも達しておりませんが、お客様から信用信頼と云う大きな財産を頂戴出来たことは何物にも勝る財産であり、社員ともども喜びと幸せを共感致しております。
この永い期間に得た信用信頼と云う会社の財産（根創り）基盤を大切にし、今後更なる躍進に挑戦する決意でおります。

株式会社通電　代表取締役
岩木弘晴

IT（情報技術）革命の真っ只中、順風満帆だけではありません。
破天荒な厳しい時期をも乗り越える覚悟は、人生の妙味でもあり、仕事人の生き甲斐でもあります。ビジネスをやっていくで時流を知り、良い商品や良い技術を持つことは重要な要素ですが、それ以上に大切なものがあります。

それは人のこころではないかと思うのです。
このこころを私達が自分の中にどれだけ取り入れられるかどうかにかかっていると思います。仕事の中から自分を知ることは、仕事の中から自分の使命を感じること、このことに気づくことが私達一人ひとりに与えられた人生だと思います。

この思いは、ビジネス世界のみならず、私達の生活全般に通じるものだと確信致しております。弊社も創業以来30年に渡り、この理念を基本に、社業に邁進してまいりました。

人間の最大の力を燃焼するには、こころ次第。
私心を無くし良心、良識に基づいた動機づけから実践行動しよう。

この念は、時代がどう変わろうと普遍的です。
目には見えませんが心の中の大きな念をこれから先も継続していくことが
弊社に課せられた使命と考えております。